犬や猫、果ては孫悟空にも生えている「しっぽ」はすごくかわいいパーツだけど、人間はどう頑張っても手に入らないみたい。そのせいかフリフリされると思わず目で追ってしまう。ただでさえ愛くるしい動物のフリフリはそれはそれは愛くるしく映る。「しっぽ」はバランスを取ったり、体を支えたり、それなりに機能があって、中にはしっぽで林檎を掴む器用なサルもいる。犬や猫の「しっぽ」はどうなんだろう。感情表現には役立ってそうだけど。
振り子時計の振り子はまさにその「しっぽ」を再現してくれと作られたパーツに僕は感じる。なんのために時計に付けることになったのか、イマイチわからない部品だ。でも、動物が動物である所以のような「しっぽ」にはぴったりなものなのだ。
余談だが、僕だけかもしれないけどネコとサボテンってなぜかすごく相性がよく感じる。置物のように気高いモフモフと観葉植物…。